2006年03月29日

安全装置の設置義務化

ATS、緊急ブレーキ設置を義務化 国交省が改正省令(朝日新聞関西版2006.3.24)
鉄道に関する技術上の基準を定める省令等の一部を改正する省令の公布について(国土交通省ホームページより)

 2005年4月に発生したJR福知山線脱線事故をふまえ、関係する鉄道技術基準省令が改正・公布されました。
 詳しくは冒頭に紹介した記事をご覧下さい。

 なお、国土交通省の資料において用いられている用語は、別の表現では以下(1)〜(3)の通りとなります。

(1) 速度制限装置 … ATC(自動列車制御装置)またはATS(自動列車停止装置)の、「速度制限機能」または「速度照査機能」
 → 列車が制限速度を超過した場合には、自動的にブレーキをかけて列車を減速または停止させる機能。

(2) 運転士異常時列車停止装置 … EB(エマージェンシーブレーキ)
 → 運転士が一定時分(多くは1分間)以上何も操作をしなかった場合には警報を発し、そこから一定秒数(多くは5秒間)以上何も操作をしなかった場合には、自動的にブレーキをかけて列車を停止させる装置。

(3) 運転状況記録装置 … タコグラフ

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ATSの設置が完了 JR西、1234カ所のカーブに(神戸新聞2006.3.29)

 ↑の記事の通りJR西日本では、ATS速度照査地上子を急カーブ手前へ大々的に設置しました。
 私が3/18に近畿圏に行った際には、当該の地上子の多くにはまだカバーが掛けられていました(使用不可能でした)が、これが28日までに使用開始となった形です。

 私が見た限り、今回(もしくは最近)設置された速度照査地上子は、ATS-P(新型ATS)設置区間であっても、多くがATS-S(旧型ATS)のものでした。
 これは、以下(11)(12)の事情が大きく関係しているものと思われます。
 (効率面の問題はさておき、安全面に関しては問題ないと、私は考えます。)

(11) JR西日本では、ATS-P設置区間といえども、ATS-Pを設置していない(ATS-Sのみを設置している)車両が多数運転されている。

(12) JR西日本では、ATS-Pを「拠点P」という形態で設置している区間が多い。(ポイント手前や駅入口の信号のみにATS-PとATS-Sを併設し、他の信号にはATS-Sのみを設置)
 → 拠点P区間では、ATS-Pを設置している車両は、ATS-PとATS-Sの両方を並列作動させて運転される。(当然、両方のATS地上子に反応する)

※ なお、ATS-Pが完全に設置されている区間では、ATS-PとATS-S双方の速度照査地上子が併設されていました。
 → これらの区間では、ATS-Pを設置している車両は、ATS-Pのみを作動させて(ATS-Sを休止させて)運転される。(JR東日本と同じ)

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posted by たーしー at 21:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月13日

新人の育成

 私が働いているところでは、事業部門の研修所で行われる研修の講師を、事業部門内の職員が通常業務と掛け持ちで務めています。(おそらく、世の中の多くの組織が同様の状況でしょうが…)
 講師業務は、係長級職員またはベテランの主任級職員による輪番制となっており(任期は3年)、順番が回ってくる直前の年度には講師養成研修を受講することになっています。
 ただ最近では、若手の主任級職員にも講師業務を経験させることになってきたらしく、(若手主任の)私にもその順番が回ってきました。
 ということで私は今年度、講師養成研修を受講し、先日、事業部門から講師認定書を頂きました。

 担当する科目もだいたい決まっているらしく、私は「新人研修」の担当を命じられることになりそうです。
 この研修は、新規採用職員や、他の事業部門から転入してきた職員を対象としたもので、事業部門内の体制や、基礎的な専門知識などを学ぶものです。
 (私はこのうち、電気関連の科目を担当することになりそうです。関連科目のテキスト作成にあたって、私も先輩職員のお手伝いを多少させて頂いたので、その科目が担当できれば良いのですが、果たしてどうなることやら…)

 私自身、2年前に他の事業部門から転入してきたばかりの身なので、新人研修の講師を務めるのはおこがましい…という気持ちがないわけではありません。
 ただその一方で、「新人(特に転入者)という立場の苦しさを一番よく分かっているのは、(私のような)転入数年後の職員である」というのも事実でしょう。
 私は現在の事業部門に転入してきた当時、事業部門の体制も専門的なことも全く分からず、一日でも早く周囲に追いつこうとして、孤独かつ必死な気持ちでした。(現在でもまだ周囲に追いつけていませんが…(藁))
 今年4月に転入してくる職員もおそらく、私と同じような状況に直面することでしょう。
 私は転入者の苦しい立場をよく分かる者の一人として、転入者の皆さんが一日でも早く新しい職場に慣れ、周囲に追いつけるよう、研修を通じて応援していきたいと思います。
 (「新人の新人による新人のための研修」みたいな、かっこいいことができるかどうかは分かりませんが…(何))

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☆関連記事
職場におけるノウハウの伝授・修得(2005.07.22)
技術職場における女性の活用(2005.10.12)
posted by たーしー at 22:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

ブログとは…?

 このブログを始めて早くも8ヶ月が経ちました。
 皆様からトラックバックやコメントを頂いているほか、多くの皆様に閲覧頂いており、心より感謝申し上げます。
 (ATS関連の記事も、思ったより多く閲覧頂けているようですね。目論んでいたわけではありませんが、自分なりに力を入れて取り上げてきた話題なので、嬉しく思います)
 当初のペースで投稿を続けることはなかなか困難ですが、今度とも色々な話題を少しづつ書いていきたいと思いますので、どうそよろしくお願いいたしします。

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 さて、皆さんは「ブログ」というと、「ホームページ」と「掲示板」、どちらの方をイメージされるでしょうか?
 大多数の方は恐らく「ホームページ」の方をイメージされることでしょうね。
 多くのブログは、「ある特定のホームページの付属コンテンツ」ではなく、「それ自体が独立したホームページ」という位置づけに見えますしね…

 それに対し、私は当初、ブログを「掲示板」としてイメージしていました。
 「管理人(親記事作成者)以外の人々が自由にコメントを投稿できる」という機能に目を奪われ、「これは掲示板だ」という固定観念が私の頭の中に出来上がっていたのでした。
 私がこのブログを設置した理由は、「使いやすい掲示板はないか探してみたら、たまたまブログが目に止まった」というものでした。(もう少し詳しい経緯は7/5の記事を参照下さい)

 自分のブログを設置してからしばらく経って、「ブログは独立した簡易ホームページ」というのが世間一般の認識であるということを知ったときは、ちょっとショックでした。
 でもその一方で、私と似たようなブログの使い方をしている人々も少数派ながらいるということにも気づき、心強く思いました。

 私は今でも「このブログの位置づけはあくまでも"Morning Linerの付属掲示板"であり、独立したホームページではない」と考えています。
 その一方で、このブログを通じて新たに何人かの方と接点を持つことができ、「このブログは"Morning Linerの強力な補佐役"だな…」とも実感しています。

 ブログに関して、あまり正統派の使い方をしていない私ですが、「要は何らかの効果を生み出せれば良いのだ」と割り切り、今後とも「私なりのより良い使い方」を模索していきたいと思います。
posted by たーしー at 20:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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