2006年04月10日

Macへの全面移行

あおぞら銀 安全性でマックに PC端末、夏までに変更(産経新聞4/9報道)

 あおぞら銀行が、同社で使用しているパソコンのOSをMacへ全面的に切り替えるとのことです。
 「セキュリティー面で信頼が置ける」というのが理由とのことです。
 Mac OSがセキュリティー面でどれだけ信頼が置けるのか、素人の私には判断しかねますが、恐らくは「Windowsに比べればウィルスの種類が少なく、比較的狙われにくい」という結果論に基づく判断なのでしょうね。

 セキュリティー面の問題はさておき、同社は今後、アプリケーションソフトの面では少し面倒な事態にしばしば直面することでしょうね。
 MacはWindowsに比べ、出回っているソフトの種類が少なく、しかも同じソフトでも、Mac版はWindows版に比べて値段が割高なケースが多くあります。

 「あらかじめインストールされているソフトのみでは業務が満足に行えないので、必要となるソフトを新たにインストールしたい」というケースは、どのような職場でも多々あることでしょう。
 そのような事態に直面したとき、あおぞら銀行は今後、他社に比べてソフト選定に苦労し、しかも多額の出費をする場合もあり得ますが、その点についてはどう考えているのかも興味深いところです。
 (「安全確保のために必要な出費増」と判断したのか、それとも「想定外だった」とうろたえるのか…)

 …と、少し意地の悪い見方をしてしまいましたが、あおぞら銀行の今回の措置が、Mac普及の起爆剤になってくれれば、私もMacユーザーの一人としては嬉しく思います。
 ソフトの普及・値下がりについて、直接的な影響は望めないでしょうが、ハードが普及すれば、いずれはソフトも徐々に普及・値下がりすることでしょうから。
posted by たーしー at 22:57| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんなニュースがあったんですね。知りませんでした。銀行がMac化なんて驚きですが、意外さ半分、納得半分といった感じです。
 最近のMacは、OS Xへの移行→旧OSで起動出来るマシンの廃止(旧OSはClassic環境でのみ使用可)→インテル製CPUの導入(Classic環境の廃止)…と、大きな変更を繰り返してきました。
 その度に性能は大きく向上したのでしょうが、手持ちのアプリケーションが使えなくなったり、決して安くない有償アップグレードを事実上強いられたりもしています。そうした一貫性のなさに、アップルに客が振り回されているという不満や、将来的にMacを実用的に使い続ける事に不安を抱いている人は少なくないはずです。
 事実、かつてはMacが当たり前だった出版業界では、アップルがOS Xへの移行を半ば強引に進めた頃を境に、OS XではなくWindowsへの移行が進んでしまいました。私自身も、古くなってきた手持ちのMacの買い換えを躊躇しているのが現状です。そんな状況下で、大手銀行がWindowsを捨ててMacを採るとは意外です。

 一方で先日はアップル自らが、MacをWindowsで起動させる(エミュレーターではなく、Windows機同様に根っからWindowsで起動させてしまう)ためのアプリのベータ版の配布を開始しました。インテル製CPUを積んだ事で可能になった技術だそうです。Windowsとの垣根が低くなれば、銀行の様にWindowsが当たり前だった一般的な実業界での、Macの普及が少しずつ進むかもしれません。

 安全性の問題ですが、Macは利用者が少ないから標的にされにくいだけで、現在のOS Xは理論上はWindowsと脆弱性に大差ないと聞いた事があります(それでも、ブラックボックスになっている部分がWindowsより大きいのかな…?)。1〜2か月程前だったか、さほど深刻なものではなかったとはいえ、OS X初の本格的ウィルスが見付かってニュースになりました。銀行の様なところでの普及が進んだら、「Mac=安全」とは言えない状況が現れてしまうかもしれません。
Posted by ゴエン@Mac一筋8年目 at 2006年04月13日 00:16
 ゴエンさん、コメントありがとうございます。

>MacをWindowsで起動させる(エミュレーターではなく、Windows機同様に根っからWindowsで起動させてしまう)ためのアプリ

 "Boot Camp"のことですね?
 マイクロソフトならともかく、アップルがこのようなソフトを作るとは意外でしたね。

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20100363,00.htm

 ↑の記事(4/5付けCNET)によれば、アップルの幹部は一応、強気の姿勢を示しているようですね。
 でも本当のところは「我が社のOSは孤立している。このままではパソコン本体も売れなくなってしまう。"背に腹は代えられぬ"ということでWindowsも使えるようにしよう」という感じなのでしょうかね。
Posted by たーしー at 2006年04月15日 20:00
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