2005年10月30日

地名の中国語表記

 10/23の読売新聞によれば、韓国の首都「ソウル」の表記方法について、中国が漢字表記を変更したとのことです。
 これは韓国側の要請に基づくもので、これまで用いられてきた「漢城(ハンチョン)」から「首爾(ショウアル)」に変更されたとのことです。

 韓国や日本は漢字圏であり、ほとんどの地名は漢字表記できるため、中国でもそのまま同じ漢字で表記して差し支えありません。
 ところが「ソウル」は例外的に、漢字の当てはまらない地名のため、漢字のみを用いる中国では表記方法に工夫が要ります。
 これまで中国側で用いられていた「漢城」は、李氏朝鮮時代に中国側から半ば付与されたような地名であり、現代の韓国人にとっては抵抗のある地名・表記だったことでしょう。(日本が植民地支配していた時に一方的につけた「京城」よりは抵抗感が少ないでしょうが…)
 一方で、中国には「独自の漢字表記を持たない外国地名には基本的に現地音に近い発音の漢字を当てはめる」という慣例があります。
 ということで、今回の「首爾」もこの慣例に従った形となるでしょう。

 このニュースを聞いて、「日本のひらがな・カタカナ地名は、中国ではどのように表記されているのかな…」と、ふと気になってきました。
 「つくば」「さいたま」のように、元々は漢字で表記されていたものは、元の漢字で表記するのでしょうが、当てはまる漢字がない地名の場合は、一般の日本人が想像もつかないような漢字で表記されているのでしょうね…(苦笑)
posted by たーしー at 11:58| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こちらでは初投稿です。地名の中国語表記ですが、このようなページがあります。

http://glin.jp/arc/arc.cgi?N=17

 最近の合併の「流行」であるひらがな表記の地名は、これによるとやはり本来の漢字で表記されているようです。

 問題のカタカナ表記ですが、例えば「南アルプス市」は「南阿爾卑斯市」とのことです。これではさすがに日本人には分かりにくいですね。
 住民反対でなくなりましたが、もし「南セントレア市」が実現していたら果たして中国語ではどんな表記になっていたのでしょうかね。
Posted by Maxつばさ at 2005年10月30日 20:52
Maxつばささん>
 情報・コメントありがとうございます。
 やはり、漢字の当てはまらない地名には(日本人から見れば)一種独特の漢字が当てられているのですね…
 そのうちに日本で「ひらがな・カタカナ地名は良くないから漢字に変えよう」という意見が増えてきて、その時に中国語での当て字が使われるようになったら面白いな…などと妄想してしまったのは私だけでしょうか…(ぉぃ)
Posted by たーしー at 2005年10月30日 22:56
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